うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

映画博物館、コンシェルジュリー、ポンピドゥー・センター

この日は内容が盛りだくさんなので、午前中に行った「ペール・ラシェーズ墓地」のことをはみ出し版として2月13日の日記に書きました。
この日の午後の行動
Bercyの映画博物館→シテ島のノートル・ダム寺院→コンシェルジュリー→サント・シャペル→広告博物館・モードと毛織博物館→オテル・ドゥ・ヴィレの前を通る→ビクラムヨガHorairs Marais校→ポンピドゥー・センター


▲Bercyの映画博物館。近代的な建物。カルト・ミュゼ(主要美術館の共通パス)が使えます。

▲トイレのサイン。

▲チケットと上映映画のパンフレット。ここでは、常設展と企画展の「パッション・シネマ」を観ました。すごく面白かった!「王妃マルゴ」の衣装や「愛人(ラ・マン)」の絵コンテもあります。かなり長居しちゃいました。

▲中心部へ移動して、ノートル・ダム寺院へ。

▲とてもおごそかな雰囲気。教会と寺院には歴史の重みが。

▲橋から見るコンシェルジュリー。ここもカルト・ミュゼが使えます。日本語のパンフレットもあります。

▲ある独房。これはフラッシュをたいていません。ユミコちゃんに「重いよ」と言われて覚悟していたのですが、確かに重い。

▲懺悔する場所。美しい。

▲中庭

マリー・アントワネット専用独房。

▲フラッシュをたくと、こんな感じ。

▲隣のサント・シャペル。ここもカルト・ミュゼが使えます。一面に張り巡らされたステンドグラスが有名。とにかく、圧巻。隙間風ですごく寒いのも、ステンドグラス感のひとつ。

▲ひとつひとつの絵はこんな感じ。アダムとイブほか、歴史的一場面がたくさん。

▲少し歩いてオテル・ドゥ・ヴィレにたどり着きました。これは昼の様子。

▲夜はこんなに素敵になります。

▲オテル・ドゥ・ヴィレの前にあるスケートリンクで。ちびっ子がいちいち愛らしい。左の子、すごい顔してますね。フランスでは、こんなふうに大人も子供もいろんな人種が混ざり合っていて、特に子供たちや中高生たちが人種に関係なく仲良くふれあっている光景を見ると、本当に素晴らしい国だと思います。

▲このハイジちゃんもかわいかった。

この日はこの後いつもいく道場とは別の道場(おなじ系列)でヨガをし、道場横のポンピドゥー・センターへ。美大の夏季講習生時代に大好きになったアンリ・マティスジョアン・ミロパウル・クレーの絵画を久しぶりに観て、その頃にあったことをたくさん思い出しました。その後大好きになったパウル・クレーを教えてくれた尊敬していた先生が交通事故で亡くなってしまったときのことを思い出して、心の中でここで観たことと、いっけんアートから離れた方向に進んだように見えて、いままた絵画とは別のところでデッサンをしていること(ヨガは、デッサンだと思うのです。話すと長くなるのでいつか機会があれば書きます)を思い、そんなことに気づいたことも報告しました。ポンピドゥー・センターでも広告博物館でもそうだったのですが、パリの美術館では社会見学のような学生と先生のレクチャー講習団体に必ず出くわします。学生は思いっきり模写をしています。スケッチブックと木炭を持っていけばよかったな。どさくさにまぎれて模写したかった。
ポンピドゥー・センターでは、ここで知って好きになった新発見の画家が二人。不思議な線画とぬり絵風の「Gaston Chaussac」と、メトロのポップな絵で色使いがとても素敵な「Jean Dubuffet」。これからいろいろ調べてみたいと思います。リトグラフがあったら手に入れたいな。
この日は墓地見学に始まり、とにかく盛りだくさん。パリ観光で思ったことは、古いものと新しいものを交互にみるのがいいかも、ということ。やはり歴史ある建物は複数いっきにまわるとなんともいえない疲労感があります。