うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ロック探訪の日。ジム・モリソンとゲンズブール

この日も朝にヨガ。今日の先生はとてもきびしく、昼寝をしないと立ち直れないほどのレッスンでした。この日もヨガの後にあちこち回る予定だったのですが、昼寝の後予定を変更してテーマをしぼった観光にしました。


▲この日のランチ。レッスンの後は、なぜかいつもフルーツが食べたくなる。(まとまった食欲がわかない)イチゴとみかんで2.95ユーロ(472円)、ヨーグルトと思って買ったのにクリームチーズ風だった謎の流動食物0.92ユーロ(147円)、ペリエ0.69ユーロ(110円)。

ランチの後どうにもこうにも活力がわいてこず、ベッドにおちる。二時間で目が覚めたので、予定していた場所をいくつかカットして、半日しかないのでベルばら(マリー・アントワネット)と好きなミュージシャンゆかりの地を中心に計画を立て直して出かける。


▲バスチーユ広場。フランス革命はここから始まった。今はただの広場。


▲バスチーユ駅近くの花屋の光景。


▲ジム・モリソンが最後に住んでいたアパート。1971年3月にパリへ移り住み、同年7月3日にこのアパートのバスタブで死体が発見された。ジム・モリソンについては、墓地へ行った日記もあります。


▲ジム・モリソンのアパートのすぐ近くにあるヴォージュ広場。


▲ヴォージュ広場近くの見知らぬ立派な建物。


▲サンジェルマン・デ・プレに移動する地下鉄の通路で、オーケストラが演奏をしていた。このほかにも、地下鉄の中で突然アコーディオンを楽しげに弾くおじさんがいたことも。





▲サンジェルマン・デ・プレ駅から徒歩10分くらいのところにあるセルジュ・ゲンズブールの家。たくさんのメッセージ。最後の写真に写っているオバさんが、写真に写ったのに気づいた後、「あーら、わたしの写真はもういいのかい?」なんて笑いながら話しかけてきた。夜にみたことと、ただ疲れていただけなのかもしれないけれど、この家の雰囲気には、なんだか深く重い酒を飲んだ後のような気分にさせられた。


▲気分直しに、ちょっとかわいらしいカフェで休憩。ショコラ1杯4.5ユーロ(720円)。やっぱりおしゃれだと高い。目の前に座っていた60歳くらいのカップルが、妙に甘く色っぽい雰囲気でドキドキした。これで夫婦だったらおどろきだ。

この日の街歩きはこれで終了。ホテル近くのスーパー「モノプリ」で温めてもらったキッシュ(2.3ユーロ=368円)とチーズのサンドイッチ(2.1ユーロ=336円)でお腹を満たし、写経をして眠りについた。半日の観光だったけれど、十分おなかいっぱい。毎日このくらいのペースで自分なりに興味のあるところを回ればいいのよね、と旅のスタンスを見直す。見たいものがとにかく多すぎる。パリだけの長期滞在にしてよかった。