うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

「世界の神々」がよくわかる本 東ゆみこ/造事務所 監修

最近インド関係の本をよく読んでいるのですが、今読んでいる本は『「世界の神々」がよくわかる本』。ギリシャ神話、北欧神話などといっしょにインド神話についても16の神様の逸話が簡潔に紹介されています。シヴァ神ヴィシュヌ神が有名なところですが、「ハヌマーン」という神様はこの本ではじめて知りました。
一部引用しますが
猿の王グリーヴァの使いである猿神ハヌマーンは、なみ外れた俊敏さと、空を飛び、姿や大きさを変える能力を持っている。〜中略〜このハヌマーンの神話が中国に伝わって、孫悟空の活躍する「西遊記」が生まれた。

孫悟空の原型とされている神様はインドで、そのインドにありがたいお経を取りに行く中国四大奇書の「西遊記」というお話。ヨガのチャクラの位置はことごとく中国のツボと一致しています。インドと中国の関係性って・・・。これぞ東洋の神秘。
4年前に母とインドに行ったことがあるのですが、インドの人たちはとっても身近に神様の存在を感じていて、なんだか日本よりもとってもポップ。まるで百人一首の人物を覚えるように神様の像や肖像画を次々と見ましたが、個人的には「ガネーシャさん」(象の頭をした神様)が印象的でした。ガネーシャさんは知恵と文学の神様なのだそうで、読書好きのうちことしては、これからも仲良くしたい神様であります。