中日本旅行記
伊豆で仏像ばかり観ていました。伊豆へは何度も行っているけれど、テーマを決めないと毎回風呂に入って満足して終わってしまう油断ならぬ土地なのです。今回ほとけ様を訪ねていった河津は河津桜で有名な場所ですが、平安時代には仏教文化が栄えていたそうで…
伊豆の上原美術館へ行ったときのこと。その手前に神社があったので入ってみたら、こじんまりとしてよい雰囲気! 日枝神社 駐車場のすぐ前に神社がありました。 苔がきれい。お肌がしっとりした気がしました。 奥に目をやると 研修のために昔使われていたよう…
かねてよりずっと行ってみたかった伊豆下田の上原美術館へ行ってきました。9月から平安時代の仏様の展示がはじまっており、終了までに観に行きたくて。(12月9日まで開催中)この美術館は鷲のマークの大正製薬株式会社名誉会長のコレクションを置く美術館で…
熱海城へ参拝に行ってきました。熱海城には浅野祥雲先生作のコンクリート彫刻「十二神将」がいらっしゃるのです。 友人が熱海へ誘ってくれたので「ついでといってはなんだが、行きたいところがあってね…」とお願いしてみました。「お城そのものには、あんま…
熱海は新幹線が停まるのと、火曜サスペンス劇場や土曜ワイド劇場で地名をものすごく刷り込まれていたけれど、降りて歩いたのははじめて。 駅ビルは驚くほどいまどきの感じ。駅を出たら期待を裏切らないくらい昭和なムードでほっとした。 あたみシールって、…
伊豆へ行ってきたときのこと。あちこちに温泉がわいていて、唐突に民家の奥で白い煙がもくもくしていたりします。 はじめて行ったときは「火事?」と思ったりして、もしわたしが外国人だったら「山火事を見つけたのだが」と思ってしまいそう。 今日紹介する…
ドライブへ行こうと言う友人に、それよりお散歩しようよと言って、ふたりで歩きました。 車生活だとゆっくり歩く機会が少なくなるそうで、あとで「歩くの、いいなぁ」と言われました。そうでしょうそうでしょう。わたしは目に入るものがいちいち気になります…
先日、神戸で夜にディープなアーケードを歩いたことを書きましたが、今年は名古屋でディープなモーニングを楽しんだことを思い出しました。 名古屋は喫茶店のモーニングが有名ですね。普段はあまりモーニングになじみのないわたしですが、この年齢になると別…
新居の大弘法(別名:愛宕大師)をご存知ですか。「あらいのおおこうぼう」と呼びます。名古屋でのヨガクラスの翌日に参拝へ行ってきました。 この場所は「Jyoti Yoga Studio」のミエさんが、「うちこさん、瀬戸のタロケイさんへ行くなら、ここへ寄り道して…
先日、名古屋城と名城公園をジョギングしたことを書きましたが、街の中でとても雰囲気のいいお花屋さんを見つけてお花を買いました。 ちょうどそのあと行こうと思っていたお店が周年祭りをやっていて、お祝いのお花を持っていきたい気分なのでした。 中に入…
名古屋の栄から名鉄瀬戸線に乗って、生活雑貨店「タロケイ」へ行ってきました。 地方へヨガクラスをやりに行くタイミングはいつも迷うのですが、今年は前半にむずかしい仕事(慣れない種類の頭を使う仕事)をしていたのであっという間に半年が過ぎてしまい、…
名古屋でヨガクラスをしてきたのですが、一泊できる余裕ができたので、テレビ塔の近くに宿泊して翌朝にジョギングをしました。 名古屋の繁華街にあるテレビ塔の横を朝7時すぎにスタートして、1時間くらい。皇居ランのような感じで走れそうな名古屋城を目指し…
久しぶりに名古屋へ行ったら、2015年に訪れた「五色園」についてここで紹介した話をいまだにされるので、何度かに分けて書いたものをここにまとめます。 「五色園」は愛知県日進市にある公園で、親鸞聖人とその師である法然さま、親鸞様の教えを引き継ぐ蓮如…
伊豆で活動する友人のところへ行ってきました。さゆりさんという人です。 まえに繕い物のワークショップへ行ったときに主催者のナオさんがわたしのことを知ってくれていて、そのときに「さゆりさんのブログを読んで、いつか生うちこに会えないものかと思って…
なんとなくじわじわと「崖」を見たくなり、石郎崎というところへ行ってきました。 「なんとなく船越栄一郎」「なんとなく片平なぎさ」そんな情景を求めたのは「砂の女」を読んで「砂の器」にイメージが連鎖したため。日本海!と思ったけれど、よく考えたら伊…
まえにペイントデッキ・シューズを作ってもらった「talo-K(タロケイ)」へまた行ってきました。 近くにもう一店舗作っているような情報を去年から見ていたのですが、入ってみたら素敵なギャラリーのような空間でした。お店から10メートルくらい離れた場所に…
先日「地獄極楽めぐり」の様子をお伝えした伊豆極楽苑は、伊豆×真言立川流をウリにしちゃってる! いいなぁ。アバンギャルドだ。 (真言立川流については、「性神風土記」という本の紹介でわりと多めに引用紹介しています) B級感がたまらない。 そもそも流…
まだ書いていない夏の思い出がありました。修善寺駅からバスで20分の宝蔵院へ立ち寄った後、向かいにある伊豆極楽苑へ行ってきました。 パンフレットには「地獄極楽めぐりと秘宝展」「あの世のテーマパーク」とあります。 ふつうの道のカーブに… 鬼が立って…
伊豆の修善寺からバスで「宝蔵院」へ行ってきました。曹洞宗のお寺ですが、空海さんに少しだけゆかりがあるみたい。 伊豆へ行ったのは二度目で、今回は夏目漱石ゆかりの地が主目的でしたが、8年前に空海さんゆかりの地らしい「修禅寺」(字が違う)へ行った…
修善寺へ行ったのは「夏目漱石記念館」が目的だったのですが、同じテーマパーク内にある「足つぼポケットパーク」のインパクトがすごすぎて、身体記憶が混乱しています。 その場所は唐突に現れました。 なんか変わったデザインの歩道だなぁ、と思っていたら …
渋いテーマパークへ行ってきました。修善寺虹の郷(にじのさと)。修善寺駅から虹の郷行きのバスがあり、乗るだけです。20分くらいだったかな。 このなかに、夏目漱石が過ごした「旧菊屋本館」が移設されています。 到着。テーマパークっぽい外観。入場料120…
五色園には一つだけ、親鸞さまにも仏教にも関係のない場面があります。 日吉丸というのは幼い頃の豊臣秀吉、矢作橋(やはぎばし)は愛知県岡崎市を流れる矢作川にかかる橋。ご当地エピソードというわけですね。日本で唯一の宗教公園といいながら、こんなトピ…
五色園がこんなに大きな場所(ほぼ山)とは知らず、行ってみたらべらぼうに広かった。 ヨガクラスをした後に軽い気持ちで立ち寄って、宴に参加したり、おわびしたり、サットサンガに参加したり、エア書道を見たり、わーきゃー言っているうちに、日が暮れてき…
まだあったのか! このシリーズはいつまで続くんだ。 先日、ヨガの生徒さんに「このあいだテレビで浅野祥雲さんの彫刻が紹介されていました。うちこさんのツボの、あれだ。と思いました」と言われました。テレビではなにが紹介されていたのか。やっぱりビジ…
ここは物語のルートと逆側からたどりついてしまい、いきなりおそろしい青さの螺髪(らほつ・パンチパーマのような髪型)で横たわっている仏さまが目に入りました。 ギャー! なにこれ〜〜〜 と、同行者のヨガスタジオ・オーナーさんが叫ぶ。 螺髪が青いとこ…
まえに京都へいくのに朝早く起きる自信がなくて夜行バスで行ったらあっという間に着いたので、名古屋から東京まで高速バスに乗ってみました。わたしは東京駅のあのごちゃごちゃが妙に苦手です。新潟へ行くときも大宮から新幹線に乗っています。 神戸は飛行機…
「五色園」はとにかくいろいろ衝撃的。一体だけしか像がないと、ちょっとナめちゃうというか、注意が薄くなる。 このスポットではわたしの着眼ポイントもゆったりしちゃって、同行者のヨガスタジオ・オーナーさんと、こんな確認をしていました。 うちこ:な…
わたしはいつまで五色園のことを書き続けるのだろう。 大好きな親鸞さまのエピソードはおおむね書き終えたのだけど、今日はそのお師匠さんである法然さまのエピソードです。 法然さま。凛々しい。 その法然さまの目の先に うっすらとみえる 青い水しぶきを立…
DVのあとは嫁姑問題です五色園。 そのまえにおこられて、詫びて、サットサンガに参加して、エア写経にびっくりして、それだけでおなかいっぱいなのに、いつまで続くんだこれ。 しかも今回は蓮如さまがらみの案件です。蓮如さまといえば奥さん5人(すべて死別…
人間不信でアル中の日野左衛門が奥さんにDVモードなところに、親鸞さまが一夜の宿を求めてきて、そんとき邪険にしちゃったら夢の中で観音様に「さっきの人、神なんだけど」って言われてエーッ! みたいな話です。すごく要約しちゃいましたが詳細はこちら。 …