うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

五十肩はヴィシュヴァミトラーサナとゴームカーサナで目撃されていました

昨年の10月に腕に不調が出たので、これは観察の腕の見せどころだと思い「うちこの五十肩日記」というのを書きました。 けっこう細かく観察して書いたつもりでした。 ・・・それがじつは今年から行方不明になっておりまして。今日の写真は1月にラオスで撮った…

元来の自分にない種類のポジティブさを捏造せずに考えてみる

少し前のブログに書いたのですが、わたしは静かに2月上旬からコロナの影響を受けはじめ、当時はそれも3月になれば終わるものと思っていたのですが、むしろ逆の展開。自分の運が悪かったくらいに思えるほうがまだましだったと後になって知る、こんな影響範囲…

シッダールタ ヘルマン・ヘッセ著 / 高橋健二 訳

シッダールタは先にほかの訳者のバージョンを2冊読んでおり、この本を最後に読みました。ヘルマン・ヘッセの本はひとつ読むとすべての訳を読みたくなります。この部分にほかの訳者はどの日本語を充てたのだろう…と気になって、結局全部読むことになってしま…

オシャカ(ひさうちみちお 作)をカフェ「犀の角」で読んだ(長野県上田市)

本棚のあるカフェに入ってしまったときは……、ラインナップをチェックしてこれだと思う一冊を探し当て、以後没入。こういうことは、年に一度あればしあわせ。それが今年はすでにありました。 上田市の海野町商店街にあるカフェ「犀の角」で、なーんとなく本棚…

海野町商店街と上田映劇周辺(長野県上田市)

来てみるまではいったい長野のどのあたりにあるのかも知らなかった上田。でも来てみたら長野で街歩きをするなら上田でしょう!と言い切る勢いで気に入ってしまった上田。小学生の時に修学旅行で行った鬼押し出しと松本の間に位置することを、このたび覚えま…

旧松本街道から旧北国街道へ(長野県上田市)

上田駅周辺は見どころが多いですね。上田城公園を抜けて中央解放会館の前の道を行ったら旧松本街道という表示があり、そこから高橋という橋を渡って旧北国街道へ入りました。車のない時代はみんな歩いていたのです。なのでわたしも歩きました。 芳泉寺 旧松…

文章読本 三島由紀夫 著

過去に読んだ谷崎潤一郎による「文章読本」と同じタイトルですが、この本は文章の書き手向けではなく、小説を読む人のレベルを上げるために書かれています。 前半は日本語の特性についての分析が多く、説明がうまい…。なかでも、われわれとしては文字の形や…

旧北国街道 柳町から上田駅への道と、すてきなお店あれこれ(長野県上田市)

江戸時代に北国街道上田宿と呼ばれた場所を歩いてきました。いまもその風情が存分に残されているエリアが「柳町」という場所で、そこから旧北国街道は上田駅方面へと続きます。 柳町 ここは上田市街地のメイン観光地。さまざまなお店が立ち並んでいます。 こ…

向源寺で大スタア☆夢の競演(長野県上田市)

長野県の上田市内をぷらぷら歩いていましたら、夢のような人物の並びに出くわしました。 目の前に矢出沢川という川が流れ、その近くの旧北国街道にはハラル・フードのスーパーマーケットがあり、なんだか不思議な雰囲気のエリアだなと思いながら 寺の門をち…

(再読)正直  松浦弥太郎 著

先週のブログに書きましたが、自分の意識と生活を変えるために転職をしました。その過程ではけっこう凹むこともあって、この本を再読しました。ずっと本棚にあって、ときどき開いてみる本です。この本を当事者意識で読むタイミグは、やっぱり仕事を変えたと…

別所温泉で外湯と寺院をめぐる(長野県上田市)

上田駅から上田電鉄別所線に乗って別所温泉へ行ってきました。たった30分で、とびきり楽しい温泉地へ行けてしまいます。上田市いいわ…。昨年の台風で千曲川にかかった電車用の橋が壊れてしまい、川の向こうの城下駅まで連絡バスで行き、そこから電車で行きま…

海野宿を歩く しなの鉄道・大屋駅(うんのじゅく・長野県東御市)

長野へ行ってきました。長野県には宿場町がたくさんありますが、海野宿(うんのじゅく)という町を歩いてきました。しなの鉄道で小諸駅から数駅。海野宿に近い大屋駅は上田市のようで、ここから15分ほど歩くと海野宿になり、海野宿があるのは東御市。小諸市…

信州小諸 高浜虚子旧居のある与良町・長勝寺周辺を歩く(長野県小諸市)

小諸は昭和19年から3年間ほど高浜虚子が住んでいた場所で、高浜虚子記念館のある与良町は街歩きマップ上で俳句の町エリアとして紹介されていました。わたしは高浜虚子という人物はよく知らないのですが、夏目漱石に小説を書くことを勧めた人として名前を覚え…

信州小諸 荒町・寺町と海応院周辺を歩く(長野県小諸市)

小諸ではひたすら散歩をしていました。年々食欲も物欲も減っていくのと逆行するように、街の中でウキッとするものを探しながら歩く欲が増しています。なににウキッとするかは自分でも傾向がつかめていません。ラブストーリーは突然やってきます。 旧北国街道…

信州小諸 本町・藤村エリア、商家の町並みを歩く(長野県小諸市)

小諸駅は歩ける範囲に見どころがめちゃくちゃ多い町。観光案内所で歩き用の地図をもらってほぼ半日、まるまる歩き倒しました。今日の写真は旧北国街道(ほっこくかいどう)を南から北へ歩いた時の景色です。カフェなどの写真は撮っていませんが、小諸は食事…

小諸城址 懐古園(長野県小諸市)

小諸駅からすぐのところにある懐古園(かいこえん)へ行ってきました。お城跡の公園です。 これは線路の下の通路。 この懐古園の前の道に限らずですが、小諸と上田は小さなお店のコピーワークのポエムに目を奪われることが多く、「・・・、てゆーかこの店な…

小諸駅周辺さんぽ 鹿島町と相生町商店街を歩く(長野県小諸市)

長野県の小諸へ行ってきました。小諸は見どころが多く、見逃せない建物と看板のオンパレード。こ、この書体…、と何十回つぶやいたことやら。 駅がいい 駅がすでにいい。 野菜と果物の無人販売商品のラインナップがすばらしく、りんごがこんなに入ってて350円…

ちょっとそれどころじゃない感じ、と思わなくていいように準備してきたのにな

いま多くの人が、というか、予定が変わっていない人なんてひとりもいないであろう事態が静かに始まってから、そろそろ一か月になりますね。これは経験したことのない種類のパニックだなぁと思いつつ、周りを見回すとそれは胸にしまって沈黙する賢者が多い。…

ミーチャンハーチャン、七里ケッパイ、効験いやちこ

ここしばらくの読書で、古い言葉を覚えました。なんだかおもしろくて調べているうちに愛着がわいて使いたくなってくるのですが、使う場がありません。最近印象に残ったものを3つご紹介します。 ミーチャンハーチャン これはサマセット・モーム「人間の絆」…

タイ・ラオス旅行の予算と持ち物、まとめINDEX

年末年始にタイとラオスへ行って来ました。バックパックを背負って親と二人で行ってきました。ラオスへ直接行きたかったのですが、ラオスは直行便がありません。そして年末年始は乗り継ぐといきなり航空券が高くなる。むむぅ。と思いながらタイに住んでいる…

ウドーンターニーから夜行バスでバンコクへ移動する

ウドーンターニーの街ボーコーソー1バスターミナルに到着してすぐ、もともとは昼間のバスでバンコクまで行くイメージでいました。が、バスターミナルのカウンターで聞いても、バスチケット販売代理店に聞いても「フル!(満席!)」と言われ、どどどどどう…

ウドーンターニーの街のこと。バスターミナルとポーシー通り周辺のこと(Udon Thani)

タイのみなさんがウドンと略して言うウドーンターニーは、「うどん…」と言えば伝わる、とっても名前の覚えやすい街。歩いていける範囲には公園と博物館しか見どころがなく、でもその公園周辺でちんたらするのがほどよく、一泊して休むのに最適。コーンケーン…

人間の絆 サマセット・モーム著 中野好夫(訳)

人がやさしくなるために、それぞれの道がある。サマセット・モームはこの小説を40歳の頃に発表している。── ということは、この振り返りを30代の後半ですすめていたわけか。この小説は自伝的小説と言われていて、幼少期から30歳くらいまでのひとりの男性の人…

アミ小さな宇宙人 エンリケ・バリオス著 石原彰二(翻訳)

ヨガを教えてくれる人の勧めで読みました。なるほどあなたはこのような本を読んでいるからそのようにふるまうのかと、その人に向ける信頼の気持ちの理由が紐解けたような読書時間でした。この本は絶版になっているので図書館で借りました。amazonでもすごく…

自己肯定感を高い低いで語れない

以前、恥ずかしがりなのに恥ずかしがりじゃない自分を掘って「はずかしい」の種類について書きましたが、今日は自己肯定感について書きます。 わたしは「自己肯定感」という言葉にあまり興味がありません。もともと「多くの人ができているのだから自分も大丈…

矢切の渡し・山本亭・柴又八幡神社(東京・葛飾柴又)

先日、葛飾柴又へはじめて行ってきまして、そこから川へ行きました。江戸川の葛飾サイドと松戸サイドを船が渡す「矢切の渡し」。連れて逃げてとかついておいでとか歌っていた川はもっと大きいのかと思いきや江戸川かーい! と思いながら歩きました。 土手へ…

題経寺・帝釈堂彫刻ギャラリーと大庭園(東京・葛飾柴又)

ちゃーーー。ちゃららららららーーー。ちゃーららー、らーらららららーーー。(ぴーぴろぴろぴ) おおおーれーが いたぁあんーぢゃ およぉめぇにゆけぇぬう わかああっちゃ いるぅうんーだ いもおおおおとよー 寅さんの葛飾柴又へ行ってきました。かねてより…

「春にして君を離れ」のすごさ

インスタ映えのために高い所へ登って落ちる若者がいるという。「春にして君を離れ」の小説の主人公のマインドはそこへ至るプロセスとどこか似ている。その人にはその人の欲がある。母として、子宮の痛みに耐え肉体を家族のためにささげた存在としてプレゼン…

ウドーンターニーで食べたもの。ローカルフードと南園面「NANYUAN NOODLE」(Udon Thani Food)

ウドーンターニーもコーンケーン同様、食べ物との出会いがすばらしく印象に残っています。 ノーン・プラチャック公園西側の車道 フォ・ニヨム通り(Pho Niyom Rd.)で、さまざまな買い食いを楽しみました。 路上の商品を買い求めてあれこれ食べました。 これ…

ウドーンターニーのカフェめぐり「HEALTHY」「BEYOND CAFE」(Udon Thani)

ウドーンターニーのノーン・プラチャック公園外周はローカルな雰囲気とおしゃれなカフェが混在しており、ちょっとおもしろい雰囲気です。今日は公園の西側と南側にあったお店の雰囲気を紹介します。 HEALTHY(公園西側) 公園の外周「フォ・ニヨム通り(Pho …