うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

断れないのではなくて、疑いの思考の背景を説明できないという問題

リシケシにいると、とても明るくてやさしくてナチュラルでポジティブな詐欺師のような人に出会います。とにかくどこを見ても寺院・神様・ヨガスクールがいっぱいで、アーユルヴェーダのマッサージもクッキング・スクールも増えているリシケシ。この町はやれ…

好きな道を歩く。ラムジュラからラクシュマンジュラへの道

はじめて行った真夏のインドは想像以上の "あぶり" で、グリルの中にいる感じ。これまで大好きで何度も往復した道を、今回は体力を絞るように歩きました。歩く途中でフルーツを何度も買って食べました。お腹をこわすことがあるから気をつけている路上の買い…

Ganga Sai Guest House Rishikesh(リシケシのゲストハウス)

リシケシにいる間、わたしはずっとこの宿にいました。ラムジュラと言われるエリアにあり、「ガンガーサイ」と読みます。ホテルではなくゲストハウス。でもデリーのホテルよりもうんと安くてきれいです。わたしが親方と呼んでいる先生の道場がこの近くなので…

リシケシの自然。森と滝と動物たち

リシケシはヨガの聖地と言われているけれど、川と山に挟まれてヨガタウン・軽井沢みたいな感じでもある。町の中に牧場があって、少し歩くとすぐ森になる。誘拐されても気づいてもらえなさそうでこわい。だけど、なにせ人口が多いのでわりと山奥まで来たよね…

リシケシで見るガンジス河はこんな感じ

わたしはこの河に膝から上を浸けたことがないけれど、リシケシで見るガンジス河はそんなに汚くは見えない。どおかしら。 足を浸すと冷たくて気持ちよいです。 わたしは沐浴といわれる方法でのお清めがあまりピンとこないので入りたいと思わないけど、ここで…

ヒョンナムオッパへ 韓国フェミニズム小説集 斎藤真理子(翻訳)

「女のヒステリー」という言いかたは夏目漱石の時代からあった。わたしは夏目漱石の小説を読み始めたのが30代後半からだったのでそんなに昔からあるものと思っていなかったのだけど、すごく昔からあった。子どもの頃は生理がなかったから、「女のヒステリー…

思わず着火した恋の話から導き出された結果

まったく色気のない旅行記を書いている。切符を買って乗り物に乗って行って帰ってきたという記録をひたすら続けている。ちょっとしたお出かけが大冒険のインドだから、書いているわたしは楽しい。そんなふうに淡々と書き続けている記録が、読む人にとっては…

インドの頭上運搬コレクション

いつも写真に撮ってしまうこの光景に名前があることを知りました。コトバンクに「頭上運搬・ずじょううんぱん」という事項があるのです。そのまんま! インドへ行くといつも「この人たち、そもそも急いだり走ったりしない前提で生きてるなぁ」と感じます。走…

ニューデリーからリシケシへバスで移動する。片道6時間半~7時間半

かつては電車でハリドワールまで行ってそこからバスやリキシャーに乗り換えて行ったリシケシですが、前回からバスでいいじゃないかと、そういうモードになっております。ハリドワールでの客引きが苦手なのです。浅草の雷門の前で降りるかのような、あの気合…

カシミリ・ゲート(Kashmiri Gate)のISBTバスターミナルは、予約せずに乗れるバスタ新宿みたいな感じ

ニューデリーのデリーメトロもそうですが、以前は乗るまでがむずかしかった長距離バスが、ISBTバスターミナルに集約されてとても乗りやすくなっています。予約せずに乗れるバスタ新宿みたいな感じ。 地下鉄の「カシミリ・ゲート」駅から歩いて5分くらい 駅の…

MOTILAL BANARSIDASS(インドの出版社・書店)

まえに島岩さんの旅行記「インド 心と文化のオクターブ」を読んで存在を知って以来、ずっと行ってみたかった書店「MOTILAL BANARSIDASS」デリー本店へ行ってきました。メトロの駅「PULBANGASH」(レッド・ライン)から徒歩で1時間くらいかかったように思いま…

メトロでお出かけ。ニューデリー駅 → Kashmere Gate駅(乗換)→ Pulbangash駅へ

空港からニューデリー駅まで行きやすくなったことで感動したインド地下鉄。タクシーやリキシャーの苦手なわたしに、これはうれしい! これならひとりでデリー観光もでできる! というわけで、デリーメトロのイエローラインとレッドラインを乗り継いでPulbang…

「makki ki」を「まっ黄っ黄」と理解する空目かつ空耳

前回のインド旅行からそうなのですが、現地の文字が読めるようになったらなったで混乱する、そういうことがたまにあります。移動中は道路標識やバスや電車に乗るときの表示をさっと確認できることで安心度が増す、この効力がとても大きいです。地名の発音は…

人は見た目だろうか

いつもスーツでパリッとスタイリッシュな人が、意外な話を聞かせてくれた。10年前にインド旅行をしたことがあるという。当時はスマホもなく「地球の歩き方」だけ持って、そもそも英語が話せないから行ってみてから考えるつもりで、まずは現地で知り合った日…

ニューデリーの安宿街雑感 23時に到着したら予約がキャンセルされていた

宿はいちおう初日だけと思って Booking.com で宿を予約していったものの、着いてみたら満室と言われる展開。それ予約の意味ないじゃん!そしてこの道沿いに数件同じオーナーの同レベルの宿があるからそこへ案内するということになり(よくあるパターン)ああ…

60ルピーで、乗り換えなしで空港からニュー・デリー駅へ20分で移動できるデリー・メトロばんざい

インドへ行くのは初めてではないけれど、毎回すごく緊張します。インドは格別に緊張します。デリーから入るのは10年ぶりとなる今回の旅で、はじめてデリー地下鉄(メトロ)に乗りました。日本の援助で建設されているのは10年前にあちこちで見た看板で知って…

スリンダー(シュリンダー)先生のハタ・ヨーガ(「SWASTI YOGA」リシケーシュ)

インドで一度だけ、この先生のヨガクラスを受けました。だいたい満席で入れない、リシケシにはそういう先生が何人かおられるのですが、そのなかのおひとりであるスリンダー先生(Surinder)です。発音はスとシュの微妙な中間。吉幾三っぽく発音する感じとい…

シュリーマッド・バーガヴァタム シュリー・クリシュナの神遊びと賢者たち

7年前から英語版でトライしていたのですがなかなか読み終わらないので、インド旅行中に日本語版を持ち歩いて読みました。今回のインド旅行はなんと2週間でこの一冊しか本を読めませんでした。暑くていつも頭から湯気が出ている感じで…。そんなこんなで、毎日…

真夏のインド旅行 荷物と日焼け対策

今週ヨガクラスを再開したら、白い(日に焼けてない)と言われたので、今回は移動などの記録の前にインドでのUV対策・服装や荷物の量について書きます。わたしはインドの真夏(5月)に行ったのが初めてで、事前にかなり暑いと聞いていたため長袖の綿麻のシャ…

一次情報とゼロ次情報の発し手であろうとすること。リシケーシュで思いを新たにしたこと

7年ぶりにインドのリシケーシュという場所へ行ってきました。ヨガの練習に行く人の多い、聖地といわれている地域です。なぜこんなにもブランクがあいたのか。わたしはなにを避けてきたのか。今回の旅で整理できました。7年の自問自答があって、尊敬する人と…

なぜそこにそれを IN してしまうの。Chaayos の Modinagar Shikanji

インドから戻ってきました。行くたびにいろいろ想像の上をゆく事態に直面する国ですが、今回は最後に入ったデリー市内の地下鉄駅にあったおしゃれなファーストフード店で、信じられないほど飲めない飲み物に出会いました。よくわからないまま注文したわたし…