うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

シャクンタラー姫 カーリダーサ 著 / 辻直四郎(翻訳・解説)

サンスクリット劇の戯曲です。時代は4世紀末頃と推測されているようで、ヨーガ・スートラと近い年代です。 この時代にどんな劇が…と読んでみると、これがおもしろい。おもしろいのです。話は王様とお姫様の話なのだけど、結婚相手の階級がマヌ法典に背かない…

ギーター・マンディール(Gita Mandir アーメダバードのギーター寺院)

わたしの今年の初詣は、たまたまですがこのギーター寺院でした。 地球の歩き方の地図に「ギーター寺院」とあるので行ってみました。アーメダバードの駅前通りからヴィヴェーカーナンダ通りに入り、左折してギーター・マンディール通りへ向かいます。長距離バ…

シディ・バシール・モスク(Sidi Bashir Mosque / アーメダバード)

アーメダバード駅(Ahmedabad)から歩いていけるところにある、1450年代に建てられたというモスクを見に行って来ました。日本では室町幕府の時代。 片方を揺らすともう片方も揺れる耐震構造で、大地震のダメージを受けずに残っているのだそうです。ここは入…

サーバルマティー・アシュラム 通称:ガーンディー・アシュラム(アーメダバード)

ここはとても居心地がよく、アートギャラリーと公園へ行くような気持ちで二度行きました。とても美しく洗練されたすばらしい場所です。 グジャラート州で海外からの客人を案内するなら、迷わずここね! と納得の美しさ。(参考:昨年のモディ首相&安倍首相…

タゴール・ホールと市立博物館、凧の博物館(アーメダバード)

ここは、オートリキシャーの人が間違えて連れてきて、降ろされたので観ました。「SHREYAS MUSEUM」といったのに、「CITY MUSEUM」と勝手に変換されたのでした。 違うじゃないかと思って敷地に入ってみたのですが、なんとなくよい雰囲気だったので見て回りま…

シューレヤス博物館 SHREYAS MUSEUM(SHREYAS FOUNDATION 内 / アーメダバード)

アーメダバードのサーバルマティー川・西側(新市街)のSHREYAS FOUNDATIONという敷地の中にある、すてきな博物館へ行ってきました。 ここは幼稚園などの施設が入った財団の敷地内にある私設博物館なので、オートリキシャーの人に「SHREYAS MUSEUM」と言って…

Moti Mahal Hotel(モティ・マハール・ホテル / アーメダバード駅前)

アーメダバード(アフマダーバード)では駅前のホテルに泊まりました。 駅を降りたらものすごい勢いでオート・リキシャーの人が押し寄せてきたので、地球の歩き方に乗っていたホテルを目指してずんずん歩きました。 ここは一階のレストランがおいしくて有名…

ムンバイからアーメダバードへ特急列車で行く。6時25分発の12009号

ムンバイ(旧ボンベイ)はボリウッド・ムービーなどもあって知っている人も多い地名かと思いますが、今回の旅ではそこから北西へ上りパキスタンに近づいていく方向にあるアーメダバード(ahmedabad)という都市へ移動しました。綿織物産業が盛んで、ガンディ…

しんどいにきまっとるやんね(「すべて真夜中の恋人たち」読書会より)

昨年の12月に関西ではじめて、現代小説を題材にした読書会を開催しました。 わたしはヨガとは全く関係のないOL仲間と太宰治作品で読書会をしたり、ほかにもさまざまな形で読んだ本の話をしますが、ヨガに出てくる概念の脳ミソで進行する読書会をここ数年、毎…

バーフバリ 伝説誕生・王の凱旋(映画)

ちょっと遅めの初詣として、観てきました。年末年始はインドにいたのですが、日本にはバーフバリが来ていて、帰ってきて追いかけた感じです。 二部作の後編がいま日本で公開されていて、前編は数年前という待たせっぷりでの後編。インドに住む友人がメッセン…

小泉放談 小泉今日子・対談集(宝島社文庫)

昨年の香川旅行中に時間つぶしのために入った書店で立ち読みをしたら気になって、しばらくしても気になって…。近所の書店で入手。 立ち読みした箇所は上野千鶴子さんとの対談だったのですが、ぜんぶ読んだら、たまたますごいところを読んでしまっていたよう…

ムンバイのインド門の左側で悶絶してきた(Gateway of India / Mumbai)

インド門て、インドにいくつあるのでしょう。ムンバイにもあるのですね。(デリーのインド門周辺はこんな感じです) ムンバイのインド門は海沿いにあり、まるで浅草の雷門のような名所になっています。写真の通り、スワミ・ヴィヴェーカーナンダさまの像があ…

Hotel Travellers Inn(ホテル・トラベラーズ・イン / ムンバイ)

ムンバイでの二泊目は、地球の歩き方にも乗っていた「ホテル・トラベラーズ・イン」に泊まりました。午前に荷物だけでも置かせてもらえないかなと思って訊ねてみたら、中途半端な予約になっている部屋を確認してくれて、空きを確定させて入れてくれました。…

チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(文化遺産・ムンバイ)

またもや駅探訪です。ムンバイは歩いているととてもおしゃれな建物が多くて楽しいのですが、このチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅(Chhatrapati Shivaji Terminus 通称「CST」)はまるで白黒で見たヨーロッパ映画の世界。年配の人にはぐっとくる…

ムンバイのチャーチゲート駅向かい「PASSENGER RESAVATION CENTER」で長距離電車チケット・外国人用を買う

なにもかも行き当たりばったりなのですが、ムンバイでは長距離電車のチケットを大きな駅のどこでも買えるというわけではなく、チャーチゲート駅向かいの建物「PASSENGER RESAVATION CENTER」まで行かねばなりませんでした。ムンバイ・セントラル駅の窓口で買…

ムンバイの国際空港から電車を乗り継いで市街地(ムンバイ・セントラル駅)へ

] インドへはムンバイ(旧:ボンベイ)のチャトラパティ・ジヴァージー国際空港から入りました。ムンバイは国際線と国内線の空港が5キロ離れています。 この空港は撮影禁止だったのですが、中がまるで美術館のようにおしゃれで、ゆっくり歩いていたら時間が…

(再読)真の独立への道 ― ヒンド・スワラージ M.K. ガーンディー 著 / 田中敏雄 (翻訳)

この本は昨年の夏に初めて読んで、そのときは図書館で見つけて借りてきて読んだ感想でした。 そのあとどうしても手元に欲しいと思っていたのですがamazonに新品の在庫がなく、都内の本屋をいくつも見て日本橋のタロー書房で手に入れることができ、昨年の11月…

インドには神対応がない。神は神だから。そこがすき

昨年だったかおととしだったか、銀座のヨガ練習のまえにある人が「"神対応" って言葉がすごくこわい」という話をしていて、これはわたしたちの日々の窮屈さをよくあらわした話だなぁと思ったのですが、インドでは神対応という概念がありえない感じでした。神…

命売ります 三島由紀夫 著

友人のすすめで読んだ「音楽」がとても面白かったので、こちらも読んでみました。 音楽は「婦人公論」での連載だったそうですが、こちらは「プレイボーイ」での連載。ターゲット別にこんなふうに構成したり書き分けているのがおもしろい…。しかも主人公は広…

西インド雑感

はじめて西インドへ行ってきました。ムンバイから入り、アーメダバード(アフマダーバード)、ブージ(カッチ地方)へ行きました。 インドへ行くこと自体は初めてではないのですが、毎回ほかの国へ行くときの何倍も緊張します。行けば行ったで数日後にはもう…

エナジーがローになったことで「元気をもらった」の意味がわかった

エナジーがローという言いかたは叶恭子さまのフレーズから。 先日まで、ここ10年こんなことはなかったな…というくらい、身体が不調な日々を送っていました。年末年始のインド滞在中と帰国後に体調を崩していました。 まったく食べられない、たくさん歩けない…

チョウパティ・ビーチのある街へ。ちょっとおしゃれな街歩き

この日は今回のインド旅行最終日。夕方には空港へ向かわなければいけません。 朝は少し映画館のある交差点を歩いてチャイで胃袋を温めました。この街の朝はさまざまな仕事をする人たち姿がとても魅力的。 道端でヤギが集ってました。 ヘナでヒゲを染められち…

ボリウッドの街。映画館だらけのムンバイの交差点

ムンバイで泊まっていたホテルが Grant Road という映画館だらけの場所でした。 少し歩くとあちこちにレトロでいい雰囲気の映画館が立ち並んでいます。まるで池袋の文芸座や新宿の裏町のような風情。 このあたりはそんなにゴミゴミしていなくて、歩きやすい…

アーメダバードで寺院観光とお買い物

この日は特になにも目的もすることもなかったので、なんとなく観光しました。 朝から有名なキャリコ・ミュージアムというところまで行ってみましたが、どうにも予約が通っていないと入れてもらえない運営のようで、近くの寺院を参拝して帰ってきました。 キ…

ふたたびアーメダバードへ。ひさしぶりの食事

この日は早朝にブージからアーメダバードに到着し、まずはホテルを決めました。 それまでまる3日間断食をしていたのですが、だんだん胃腸が回復してきたので、久しぶりの食事をしました。 ホテルの近くにサウス・インディアという小さなお店を見つけました。…

ブージの街を観光。博物館、湖、公園、宮殿。そしてお買い物(Bhuj)

熱も下がり、やっと少し歩けるようになったので、この日は歩いていける距離だけで観光することにしました。 ブージは町全体がとてもこじんまりとしていて、そのなかに異様に密集したところがあり、そこで迷子にならずにバススタンド通りへ出られればなんとか…

ブジョディとスムラサール。ふたつのクラフト村へ行った

前日に発熱し、わたしはまだ少し熱があったのでこの日は半日だけ観光する予定にしていました。 朝出発して昼すぎには戻ってくる時間配分で、ブジョディという村へ行った後、スムラサールという村へ行きました。 観光している時間以外はずっとオートリキシャ…

ブージに到着。街歩き。ごちゃごちゃしたマーケットが楽しい(ブージ / Bhuj)

この日はアーメダバードから乗った夜行バスで早朝に街に到着し、ホテルを決めて街歩き。 ブージの街はバス通りが新市街、アイーナ・マハルやプラグ・マハルに向かうごちゃごちゃしたところが旧市街になっています。 全体的に小さな町なので、バス通りから少…

Garvi Gurjari Emporium(州立ショップ)を探して市内をうろついた一日

西インド旅行経験のある人から、州立のお店だと品質のよいものが買えると聞いていたので目指してみたのですが、お店が統合されていたり移転していたりで、市内をかなり歩き回ったのですが、その道中で街の構造が見えたり、人々とのコミュニケーションのコツ…