うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ディエン高原でまる一日過ごした

この日は快適だったウォノソボのホテル「SRI KENCONO」を朝早くに出て、バスでディエン高原へ向かいました。 到着する前からワクワクが止まらない絶景車窓で、ここはゆっくりしたいねということでいきなり宿を決め(9時前にチェックインって!)そこから午前…

ウォノソボの町で、いろいろほっこりした

この日はジョグジャカルタからウォノソボ(Wonosobo)まで移動し、その町にステイするというシンプルな一日。 昼過ぎに到着することができたので、町の人と話して宿も慌てずに探せすことができました。宿でひと休みしてからは、ぶらぶらと町を散策しました。…

ジョグジャカルタ2泊目。屋台ごはんにハマる

なりゆきで旅するジャワ島。ここではわたしが体調を崩したので、2日目に午後からプランバナン遺跡群へ行ったくらいで、あとは宿の近くをうろうろしながらまったり過ごした。この街は屋台がたくさんあって、とにかく楽しい。 どこかで食べた汁そば。BAKMI GOD…

ジョグジャカルタ到着。はじめての屋台ごはんとマッサージ

バンドゥンから電車でジョグジャカルタ(Yogyakarta)までやってきました。地元の人は「ジョグジャ」と略して呼んでいます。 大雨のなか居心地のよい宿に出会い、ほっと一息。少し発熱している感じがしつつ、雨がやんだので外へ出てみることにしました。 で…

ジャカルタからバンドゥンの街へ

ジャワ島2日目は、朝にモナス広場へ寄って、電車でバンドゥン(Bandung)まで移動しました。そこからホテルを探し、街散策へ。 バンドゥンはジョグジャカルタへ向かうには少しルートが長いということで、無目的に途中下車した街。いま思い返してみると、ジャ…

スカルノ・ハッタ空港からガンビル駅へ(空港バスとべチャ・マシーン)

インドネシア10日間の旅。ジャカルタから入出国しました。事前のビザ申請は要りませんが、空港に到着してから25ドル(USD)で購入します。この窓口がとても地味でスルーしてしまう。わたしはお約束のようにスルーし、あっちで買っておいでと言われました。 …

ワセリン(Vaseline)

職場の人にきかれて答えたことが、ちょっとめずらしいらしい。そんなもんかと思いつつ紹介します。その日は先輩たちが化粧品メーカーと商談をした後だったそうで、コスメについてきかれました。 なおこ:うちこさん、お肌はなにつけてます? うちこ:ドラッ…

物足りない結果(夏目漱石「こころ」読書会での演習より)

今年から読書会形式の集いを始めまして、そこではさまざまな演習をするのですが、今日はそのなかからライトなネタを紹介します。 参加者の vasana(仏教では「習気」「薫習」、ヨーガでは潜在記憶) と smrti(記憶されているもの) をキーにグルジの意図を…

甲野先生の身体観と、覆蔽力と展現力

先日また甲野善紀先生の講座へ行ってきました(前回の感想)。聞いてるだけでおもしろい身体漫談。 手首から先と足首から先の動かし方と背骨の連動は、同じような話をされるのだけど、いつも楽しい。ヨガでも気にしていると「身体をラクに動かせる角度とその…

それから 夏目漱石 著

わりと重めな話でありつつ、「ファッショナブル」という印象を持ちました。ストーリーの中に、カタカナの「新らしそうなもの」がたくさん登場します。 わたしは「なんとなくクリスタル」という本がベストセラーになった頃にガキんちょだったのですが、そうい…

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな ジェーン・スー 著

4月のはじめにTBSラジオの「週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー 相談は踊る」というのを聴いて、なんだこの天才?! と、そのトーク力・構成力・抑制力・おもしろさにノックダウン。著作を買って読んでみました。そういえば本屋で気になってたのだ。これ…

魔的 森博嗣 著

わたしはこの著者さんの死生観に共感しているのかもしれない。ということが、この詩集を読んでわかりました。 特選でひとつだけ紹介。 「飛ぶと飛ぶ」 飛べないことを 知らない連中が 飛んでいるのだよ 生きられない理由を 知らない連中が 生きているように …

インドネシア放浪 桑野淳一 著

全般情緒的な雰囲気ですが、各都市の雰囲気の背景の説明がしっかりされているので、イスラーム化したアジアの歴史を知るのに、とても読みやすい一冊でした。日本も外から見たら京都と東京はまったく違う由来を持つ都市だし、関西よりも南へいくほど神道色の…

インドネシア イスラームの覚醒 倉沢愛子 著

「「民主化の成功」という国際評価の罠――インドネシアの政治から見えてくるもの」(SYNODOS)という記事を読んで興味がわいたので、少し前の本ですがインドネシアのイスラームに関する本を読んでみました。外から見える国のイメージと実際の違いは、まさに自…

シノドス新書 荻上チキ対談集1(Kindle版)

平日に毎晩TBSラジオで22時から番組をやっているパーソナリティの荻上チキさんがすごくいい。二元論に陥らない方法をとにかく模索しまくるスタンスがいい。あと、声もいい。しかも彼、まだ30代前半なんですよ。ときどき笑いのトーンに「じじいではない」世代…

こどもを観察していると、いろいろな発見がある

春ですね。公園に人がたくさんいます。研究シーズンの到来です。 ヨガニードラの科学を学んで以降、ここ2年くらい、わたしは「こども観察」を定常的に行なっています。公園や乗り物の中で読書をしながら、観察するのです。 「こどもは天使」といえばそうです…

感動をつくれますか? 久石譲 著

読んでいると自分の中のワクワク成分が踊り出すような、とても元気の出る本でした。 ウェブの仕事でもヨガのクラスでも、結局は自分の中の蓄積がアウトプットされるので、その直前には多少なりともクリエイティブななにかが働く。これまでいろいろな仕事仲間…

浅草リトルシアター(東京)

花まつりの後、道を歩いていたらチラシをいただいたので、「浅草リトルシアター」というところへ入ってみました。 お笑いライブを毎日やっている、50席あまりのとても小さな劇場。 「六区通り」という道沿いにあります。 「浅草リトルシアター」は中へ入ると…

インドの「二元論哲学」を読む ― イーシュヴァラクリシュナ『サーンキヤ・カーリカー』 宮元啓一 著

サーンキヤ学派の代表的教典「サーンキヤ・カーリカー」の日本語版解説書です。手に入りやすいものだと、このほかには「バラモン教典」に収録されたものがあります。注釈書というのは表面的な文面での「わかりやすい」「わかりにくい」で語るものではないし…

純粋だから洗脳される、は、ほんとうか。

わたしは、魔法というのはかけられる側の方がすこし多く持っているもの、と思っています。洗脳といわれるものも同様に、信じる側の方がなにかをすこし多く持っているのではないかな、と思っています。 先日、オウム真理教について追うテレビ映像をYoutubeで…

人間関係は浅くていい。 おちまさと 著

なんとなく例えが上手な人と感じていて、いつか著作を読んでみようと思っていました。 わたしは日常で(状況ではなく文章として)「なんでこんな話しかけられ方をするのだろう?」と、思うことが多いのだけど、この本を読んだら「ああなるほど。みんなこんな…

浅草寺・花まつり(東京)

わたしにとって、みなさんが12月24日になるとソワソワするのと同様にソワソワしてしまう日。ゴータマさんちのシッダールタくんのお誕生日がやってきました。 これまでは等々力不動尊で甘茶かけをしていたのですが、今年は初めて「浅草寺」へ行ってみました。…

黒本(Kindle版) 高城剛 著

「白本」に続いて電子書籍で出された本。メールマガジンで展開していたQ&A(72項目)がまとめられています。Q70に【なぜ不安や恐れは人の足を引っ張るのでしょうか?】という項目で「私は最近、人間って思うほど幸せになろうとはしない生き物だと感じていま…

模倣と独立 夏目漱石(大正2年、第一高等学校)

これは1913年12月12日の講演。青空文庫(ネット)で読めます。「こころ」の朝日新聞での連載が1914年(大正3年)4月20日から始まっているのですが、この講演はある意味「漱石本人による "こころ" の意図解説がされている」という見かたもできそう。親鸞と乃…