うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

鎖大師・青蓮寺と熊野神社(鎌倉)

アミューズメントなアレンジが独特。鎖大師は、お子様連れで行くのにおすすめなお寺です。 鎌倉は近いので、まとまった時間があると、ふと「行こうかな」と思う場所。このときも友達二人が気軽に「いくいく」というので結局女三人で歩いたのですが、妙齢の経…

長建寺(島の弁天さん / 京都・中書島)

京都で唯一、ご本尊が弁財天(サラスワティー)というめずらしいお寺なのだそう。 なんとなく、「これどうやって紹介するかなぁ」と思って後回しにしていた。京都観光Naviでも「御守とおみくじが有名」としか書いてない。 この町のメインスポットなので、案…

パントマイムのワークショップ

ムーンウォークも教えてもらえるという内容に釣られて、パントマイムのワークショップに参加してきました。 講師のズッカーマン明子さんのおもしろすぎる身体動作ナビゲートに乗せられるがまま、動いてみた。 定番の「壁」では、「意識ではここまで持ってい…

涼しい脳味噌 養老孟司 著

ノイローゼの斬り方が沖先生っぽい。この本の中では、「白隠斬り」が鮮やか。 これは1989年〜1991年に「諸君!」「文學会」「太陽」「東京人」などの雑誌や新聞に載掲載されたコラムを集めたもの。ものすごいお得感です。 「羅生門」の読み方の話もおもしろ…

アジャイルサムライ ─ 達人開発者への道 ─ Jonathan Rasmusson 著

仕事仲間のエンジニアが貸してくれたので読んでみた。 この本は、ジョナサン・ラスマセンという人が具体的手法と併せて説く、開発者のためのカルマ・ヨーガ論。なんて無理矢理ヨガっぽく書いてみたけれど、本当にそんな本でした。手法のところなんかは、まさ…

毛越寺(岩手県平泉)

中尊寺のあとに、ここへ行きました。 もっと円仁(慈覚大師)をプッシュしたらいいのに。そんなことをしきりに思いました。円仁といえば最澄のお弟子さんとして有名なだけでなく、3大アジア旅行記(入唐求法巡礼行記)を残した人の一人として、大スターです…

真贋 吉本隆明 著

友人が貸してくれた。よく同時期に同じ人の本を読んでいて、たまにしか会わないのだけど、会えば話が弾む仲間。 語りを文字にしたような文章で、法話を聞くようにイッキ読みした。 わたしには日々の心がけがなんとなくあって、行動指針というほど決め込んだ…

中尊寺(岩手県平泉)

有名なお寺なので、わたしはここを楽しんだよ、という三大要素を先に箇条書きにしてしまう。 讃衡蔵の「金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅」は必見。 金色堂旧覆堂の空気が段違いすぎる。 中尊寺内の白山神社(神楽殿)は、スルーしたらもったいない。 金色堂は…

もっと、ぐっと、身近な仏教

先週は東京で生ブログ的な漫談の日でした。 たまたま都内のヨガスタジオで一緒にアシュタンガの稽古をして知り合ったヨギさんに気づかれ、「もしかして、うちこちゃん?」「わ。バレた。読んでくださってますの?(笑)」なんてことがあったりして、そんなこ…

歎異抄 (岩波文庫) 金子大栄 校注

わたしがはじめに触れた歎異抄。薄い一冊なのだけど、いろいろな思いや親切でおもしろい解説がついたものよりも、初めて読むならこのくらいシンプルな解説で読むのがよいと思う。わたしは、そうだった。 古文で読む→現代訳を読むというプロセスのなかで、さ…

禅と儒教(禅と日本文化 鈴木大拙 著/第五章)

「禅の予備知識(第一章)、禅と美術(第二章)」、「禅と武士(第三章)」 「禅と剣道(第四章)」に続いて、第五章は「儒教」。 『日本では般若心経は「無」を表すもので、チベット仏教では「空」を表わす。悟るための方法が違う』という説明をなにかの本…

記憶が鈍ってきたら、太もも裏をほぐす

これはわたしの勝手な観察結果からの自論ですが、頭や気持ちの疲れにもろいろな種類があって、脚を大別すると イライラ系は、ふくらはぎ ハードディスク・オーバーは太もも に影響があると思っている。 イライラでキャパ・オーバーしている場合は意識が脳を…

読者さんから仏教漫談生ブログでいただいた質問への回答

今日は東京で生ブログという形で仏教についてのわたしなりの捉えかたについて話しました。 毎回生ブログではレジュメを用意するのですが、今回は2回書き直しました。ああでもない、こうでもないと思いながら構成した90分。仕込み時間は総計すると50時間以上…

報恩寺・五百羅漢(盛岡市)

盛岡はなかなかおもしろい町なのですが、今日は盛岡観光の最強スポットをご紹介します。 曹洞宗のお寺「報恩寺」のすごさは、確実にわたしのなかでベスト5に入る。 このお寺のあるあたりは寺町で、たくさんのお寺が集合しているのですが、少し奥まったところ…

インドへ 横尾忠則 著

1977年の本です。1974年からの二度のインド旅行記をオムニバスっぽく章立てしてまとめられています。 「パイサ」という通貨があった頃のインド。今でこそインドはひょいといける国になりましたが、当時の日本じゃかなりのチャレンジ感があったのだと思います…

オリジナルをあとで知った。雪舟の「慧可断臂図」(えかだんぴず)

日本美術に詳しい友人と岡倉天心の話をしていたら「辻説法」の話になって、そこで「慧可断臂図」の話になったのだけど、ここで実はついていけておらず、一瞬「これって白隠の描いた達磨?」と思ったのだけど、達磨だけが正解だった。 慧可という人が腕を切っ…

禅と剣道(禅と日本文化 鈴木大拙 著/第四章)

「禅の予備知識(第一章)、禅と美術(第二章)」、「禅と武士(第三章)」 に続いて、第四章は「剣道」。 この本は、文中にサンスクリットや中国語でいう「孔子」などの英語表記が添えられていて、そこも楽しんでいます。たとえば 不動明王 : Acalavidyaraj…

チャレンジにブレーキをかける「思いこみ」を観察しよう

盛岡では、マントラ漫談のあとに動きました。 主催者さんのリクエストがド直球に「動きを、みせてほしいの。うちの生徒さんたちに、多少 "チャレンジ" ってものをやってみてもらいたくて」ということだったので、動きました。 漫談にくらべるとこっちは気楽…

DEAMON'S HAND PRINTS IN THE ROCKS(盛岡・三ツ石神社)

盛岡で最強にロックなスポットです。たまたま通りがかった三ツ石神社。 ここを通る前に、とあるお寺でネイティブのおばあさんに手厚くもてあそばれた(半分くらいしか聞き取れなかった)ので、デーモン&ロックの文字列のギャップが刺さってしょうがなかった…

盛岡河南・ディープストリート

いまだにパワースポットというものの定義がよくわからないのですが、たぶんここはそうでないかと思う。 駅からずっと歩いてきて繁華街のアーケードのようなところを抜けて、盛岡八幡宮へ向かう道。 中華料理屋のある信号を超えてから、すごいエリアがある。…

盛岡「キリン書房」(古本)「橋一」(麺類食堂)

諸般のご縁で、しばらくのあいだ岩手県にいました。盛岡市内には少し詳しくなったかな。 旅のマドンナさんがいるのでなかなか土地勘がつかないのですが、「ここは、いい」と思う場所が随時データベース化されています。 盛岡には、長崎に似たディープさがあ…

インド人は自然の持つ「モード」を定義した

アーユルヴェーダを学んでいる人にはなじみ深い単語の「グナ」。 「無いという状態がある」というゼロの定義のほかに、インド人すごいわと思うのが、この三つのグナという「性質」の定義。まったくどうにも細かい分解大国です。 今日は手元にあったシュリー…