うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

セイロン島の車窓から(電車でコロンボからキャンディへ)

スリランカ到着翌日は、コロンボから島の中心部にあるキャンディという都へ電車で向かいました。母と会うまでスリランカに到着してからの日程は全く決めていなかったのですが、ガイドブックで見る限りキャンディという場所は京都のような扱い。その街を中心…

Galle Face Hotel のサービスと、なりゆきヨギたち

スリランカでは8泊9日のうち宿を4箇所転々としました。初日の宿だけ、日本であらかじめ予約を入れておいた「ホテル」です。 スリランカ旅行を計画した事がある人ならおわかりのとおり、スリランカは「それなりのお値段のリゾートホテル」「安宿(名前はホテ…

セイロン島の車窓から(空港→コロンボ市街/ノーマルバス)

セイロンというのはスリランカの旧称です。スリランカの首都は「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」という長〜い名前の、コロンボから15キロ離れたところなのだそうですが、事実上日本の東京にあたる場所はコロンボです。今日はバンダラナイケ国際空港から…

花と庭スナップ・コレクション

今日はスリランカで撮ってきた花の写真をどばばばーっとご紹介します。 南国らしい赤や黄色の花だけでなく、白や薄紫といったとても仏教的な雰囲気の花もたくさんありました。 そして「庭」に凝っているご家庭が多く、お庭の写真を撮っていると家の中から「…

アーユルヴェーダと生薬

スリランカ旅行といえば大半はモルディブへのリゾート旅行で、その次に人気なのがアーユルヴェーダのエステ的リゾートではないかと思います。うちこはドーシャなどのいわゆるアーユルヴェディックなことに多少の知識はありつつも、今回の旅でそれはメイント…

トイレはどうなのか

アジア旅行での事前関心事のひとつとして、「トイレ」は欠かせないコンテンツ。ああだこうだというよりも、「覚悟」しとけばいいっつう話なのでね。過去にインド旅行記でインドの駅のトイレ(坂道トイレ)を紹介しましたが、今日はスリランカのトイレスナッ…

赤い忍者、緑の忍者、黒い忍者 マドル・コイルの話

スリランカへ旅立つ前に、誰か行ったことある人がいないものかとヨガ道場でほかの生徒さんに声をかけてみたら、いました! ひとり。 昨年末にアーユルヴェディックな癒し旅行へ行ったという、ナオカちゃん。両替のこととか、持ち物のこととかいろいろ事前に…

スリランカから帰ってきました

今日はお昼に到着する飛行機でコロンボから戻り、午後から会社仕事に復帰。昨夜〜今日がまるまる一つになって、時差ボケはしていないのだけど、「胃ボケ」しています。 今後はしばらく「スリランカ旅行記ブログ」になります。8泊9日の母との珍道中。母と海外…

ニゴンボの漁港 サイクリングで町めぐり

この日が旅の最終日。ニゴンボはただ空港に近いというだけで特に目的があってきたわけではなく、キリスト教の教会ばかりでこれといってグッとくる寺もなかったのですが、明るさと生活感のバランスがすごく居心地よく感じさせてくれる不思議な雰囲気がありま…

ベントタ→コロンボ→ニゴンボ 空港近くの海辺の町へ

帰国を翌夜に控え、最後は空港近くの海辺の町ニゴンボへ行くことにしました。ベントタからコロンボへ向かい、そこでバスを乗り換えるのですが、アーナンダさんが「姉の家に行こう」というので、コロンボでも少し遊びました。 ベントタ(アルジャーマ/ALTUGAM…

ベントタ最終日。両替と買い食いディナー

ベントタ4泊目の最終夜。いつものように過ごしたのですが、この日は両替をしに行きました。 初日に3万円をスリランカ・ルピーに替えていたのですが、現金がなくなってきた。アーナンダさんから「ブラック・マーケットのほうがレートがいいよ。あそこのファー…

ベントタでの日々

今回の旅行でいちばん多くの日を過ごしたベントタでは、いつも同じことをいくつかしていまいした。朝はヨガをして、朝ごはんを食べて、そのあとサーフショップへ立ち寄ってボードを借りて、ボディ・ボードをして、カレーを食べて、アーナンダさんと観光をし…

ブッダと瞑想の島、ヨギの島

ベントタでは毎朝ヨガをして、ボディ・ボードをして、アーナンダさんのマッサージを受けたり海を探索して過ごしました。 この日はアーナンダさんが母にマッサージをしてくれた後、「ヨーギの島へ行こう」と行って連れて行ってくれました。マッサージ・プレイ…

キャンディ→コロンボ→ベントタ 古都から海辺の町へ

この日はがっつり移動日でした。2夜を過ごした古都キャンディから、海辺の町へ行くことにしました。海辺の町のどこにするかは、コロンボを過ぎてもまだ決めていませんでした。 この旅はそもそも目当ても予定もなく、基本的にノリとなりゆきで決まります。 キ…

キャンディから文化三角地帯へ

この日は母と別行動。朝早くにゲストハウスを出て、バスを乗り継いで「文化三角地帯」といわれる有名な遺跡がたくさんあるエリアまで行ってきました。 デボン・レストランというところで朝ごはんにロティとワデーを買って、7時40分発のマータレー行きノーマ…

コロンボから古都キャンディへ。湖畔の風景

ホテルは一泊しか予約しておらず、その後は無計画。とりあえず来てみただけのスリランカ。ゆるゆるです。 なんとなく母と「いちおう日本でいうと京都みたいな印象のキャンディってとこに行っとく?」ということで、朝早起きしてヨガをして、早々に出かけるこ…

コロンボ市街散策。海、スーパー、中華火鍋

すったもんだで一日遅れでバンダラナイケ空港へ到着。現金3万円を空港で両替して12860ルピーを手にし、ローカルバスでコロンボ市街へ着きました。 とりあえず喉がカラカラだったので、はじめての茶店探しです。こういうのはもう勘で、なんとなく入る。 ファ…

スリランカ航空燃料漏れ機体に遭遇 2日目

天候の運や国際紛争の状況などを考えれば想定外のことはたくさんあるのだろうと思うのですが、想定外の中でも種類的に気持ちのやり場が少し難しいのが「燃料漏れ」です。完全じゃないけど「行けるっしょ」という判断も怖いので。 前日の時点では、「燃料漏れ…

スリランカ航空燃料漏れ機体に遭遇

天候不順で飛べないなどの理由でのキャンセルは過去にもあったそうなのですが、お客さんを乗せた後も修理を続けて、2時間後に「飛ばない」ことになりました。 ことの流れは、こうでした。出発時間になっても飛ばない。「メンテナンスが必要になり……」という…

自己欺瞞(「タントラへの道」より)

「タントラへの道」のなかに、ひとつ爆発的にうまい喩えがあったので、紹介したいと思います。今日は長い引用はありません。 <87ページ 「自己欺瞞」の章冒頭より> 自己欺瞞は、精神的な道を歩むうえで、私たちにたえずつきまとう問題だ。エゴは、つねに精…

ヨギの日常隠語「バンダでこらえる」

かなり前の話になるのだけど、なにげなく届いたヨガ仲間からのメールに、こんな表現があった。 普段からバンダの練習をしておくと、不意に襲ってくる事態にも対応できるようになるようです。 今日会社でうちこさんのブログを読んでいたら、 ○○○の部分でふき…

コミュニケーションとヴィパッサナー(「タントラへの道」より)

以前何度かにわたって紹介してきた「タントラへの道」の中から、感覚的にひもづけて咀嚼したことがあったので、今日はその部分を流れを作る形で紹介します。お題は「コミュニケーション」。毎日行なっていることなのだけど、とくに去年から仕事で人と話す機…

札幌ケータイ写真日記

まだ札幌の写真が残っていました。あまりにくだらない写真が多いので、せっかくなので紹介します。ものすごく雑多な写真日記です。滞在時間39時間の札幌でした。 そのまえが大阪で、数日を東京で過ごして札幌インというスケジュールだったので、空港へつくな…

少女時代を3階層掘って楽しむ方法

意外と思われるかもしれませんが、年末から「少女時代」の動画をよく見ています。しかも、人気の「gee」という曲ではなく「genie」という曲ばかり見ています。「思い通り♪」「くせになるわ♪」というフレーズが耳に残る、長い脚をクロスしまくって膝から外に…

夢位の解釈 シャンカラ/ラーヤーナ/佐保田鶴治(「マーンドゥーキァ・ウパニシャッド」より)

昨日「マーンドゥーキァ・ウパニシャッド」の感想を書きましたが、その注釈にあった「夢位」の三者の解釈が興味深かったので抜き出して考察します。 このウパニシャッドのなかで、覚醒位、夢位、熟眠位の「夢位」は「光明的自我」が紐付けられています。そし…

マーンドゥーキァ・ウパニシャッド(紹介12:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

この本に収められているウパニシャッドのなかでは最後のものになりますが、内容がそんなに多くなかったので全て紹介します。このウパニシャッドでは「夢」の状態について語られています。 ウパニシャッドは前期のものは「本文紹介」→「感じたコメント」とい…