うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

studio kaya(札幌のヨガスタジオ)/夜のアシュタンガ体験

先週の月曜は札幌にいました。朝9時から19時まで、ランチも駆け足気味でみっちり缶詰仕事をしたあと、向かったのは札幌駅近くの「studio kaya」さん。19時55分からのアシュタンガヨガクラスを体験させていただきました。たまたま月曜がアシュタンガのスケジ…

マーイトラーヤナ・ウパニシャッド(紹介11:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

マーイトリ・ウパニシャッドといわれているものと同じです。瑜伽行法についての記述が登場します。(六支瑜伽) 解説には「仏教、数論等の厭世思想の雰囲気内に生じ、またその社会がもはやインドの中世期に入ったことを想わせる点がある」とあり、序章は「昔…

空海の思想について 梅原猛 著

札幌の古本屋さんで買ってきた本です。この内容の本が定価でも540円で買えてしまうすごさ。娯楽とか教材とかの意味がまったくわからなくなってくる。 この本の中で梅原教授がつぶやく「これだからわたしは密教に惹かれてしまうのだよ。その理由あれこれ」が…

回転寿司「花まる」、やん衆炉ばた「北斗」(札幌)

今週の月曜は札幌で仕事でした。 週末とくっついてはいたものの、がっつり観光できるほど固まった時間はありませんでした。 仕事仲間と「腹は回転寿司って決めてる!」「いいねぇ!」となり、夜10時でもまだ開いていた「根室 花まる 札幌JRタワーステラプレ…

THE TEACHING OF BUDDHA(和英対照仏教聖典)

高野山の宿坊になにげに置いてあったので、寝る間を惜しんで読んでしまいました。そして月曜に泊まった札幌のホテルにもこれが置いてあって、今週また読みました。 仏陀の教えの日英対訳です。偏った単語がたくさん覚えられます(笑)。読みながら、ラーマク…

右の肺が使えていない

ここ2週間ほど出張で東京を離れることが多く、いつものルーチンでゆっくりヨガをする機会から遠ざかっていました。旅先ではどこか受け入れてもらえるところでドロップインをしなければ、朝30分やるかやらないか、という感じです。先週一度だけ、平日に東京で…

虫眼とアニ眼 養老孟司×宮崎駿(対談集)

両氏の3度の対談を文庫にした本です。面白かった! クリスマスにりつこの部屋へご飯を食べに行ったときに本棚から拝借したのですが、ご飯が出てくるまでに没頭してしまい、「もー! おとなしいと思ったら読書はじめてる」と、手料理をつくってくれる彼女に怒…

神戸「MOKUBA'S TAVERN」、ラーメン「神戸っ子」

大阪仕事の前夜に、神戸へ行きました。1年半前にインドで知り合った、革カルマヨギ(革ヨギ)が神戸に住んでいる。高野山と仕事の間に、時間を合わせることができた。 再会といってもお互い日本での暮らしぶりを知っているわけではなかったから、初めて知る…

楽しすぎる大師教会と、雪の根本大塔

おとといの日記に、行っとけスポット四天王というのがある、と書いたのですが、そのうちの二箇所「大師教会」と「根本大塔」は歩いてすぐの距離です。 今回は奥の院へは行かずに、ここで長く過ごしていました。ほかにもっと見どころもあるのだろうけど、つい…

雪の遍照光院

お世話になるのは今回で3度目の遍照光院ですが、冬に来たのは初めて。(初回の紹介はこちら/2回目の紹介はこちら) 朝のお勤めも2名の参加者&2名のお坊様で、めっちゃくちゃ寒い中で行なわれました。うちこは、ここで朝のお勤めでお経を唱えるエースのお坊…

コーサラ王の見た十六の夢(高野山摩尼宝塔)

出張の前に一晩だけ、高野山の宿坊で過ごしました。16年ぶりの大雪だったので、引きこもって読書でもしていようと思ったのですが、お気に入りの場所へはついつい足が伸びます。 金曜の夜のうちに関西空港まで飛んでしまい、空港の近くに泊まって翌朝高野山へ…

お大師さま(教育まんが) 大道社

「地獄と極楽」「おしゃかさま」「おじぞうさま」に続いて、お大師さまです。 週末に2年ぶりに高野山を散策してきたのですが(その模様は後日。お楽しみに)、またビルマ塔こと成福院摩尼寳塔へ行きました。16年ぶりの大雪の高野山で、凍える寒さに雪から身…

名古屋駅「秘密 愚痴聞き地蔵尊」、ぶらり散歩ログ

昨夜に名古屋入りして13時まで名古屋にいました。今日の午前の旅行記です。 きのうは「ふるさと感がない」と思っていた名古屋なのですが、朝に地下鉄のにおいをかいだら少し懐かしくなりました。「これこれ、このにおい、わし知ってるよ!」と身体側から言っ…

咀嚼、噛むこと。食べる瞑想

宿坊にいます。暖房機のかすかな音だけの環境で食事をしました。 ああ、噛んでる噛んでる。 筍の繊維の横断線と、私の歯の縦断線が、いままさに噛み合ったぁぁぁ〜‼ ザァクゥゥゥーーーッ‼ といった具合で、中の古舘さんが喋りっぱなし。 そのたびに、「ああ…

プラシナ・ウパニシャッド(紹介10:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

解説に「文学形式上いわゆる問答体の最も壮大な仕組を持ち、作者の文学的意図は余りにも作為的である」とあります。「カタ・ウパニシャッド」でヨーガ味が出はじめて、「〜すべし」的なまとまりが出てくる。「シヴェータシヴァタラ・ウパニシャッド」ではさ…

境界例の病理と患者への実践的な対処法(「こころの定点観測」より)

年末に紹介した「〈こころ〉の定点観測」からの抜粋です。「境界例(ボーダーライン)患者の二定点観測 ─ 20年間の変化」(鈴木茂)という章のなかで、2000年10月に浜松の総合病院で行なわれた講演の内容が紹介されていたのですが、専門家ではないうちこが読…

ムンダカ・ウパニシャッド(紹介9:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

ムンダカ・ウパニシャッド(剃髪教徒の奥義書)という記載のとおり、内容がこのへんからものすごく「部活っぽく」なってきます。こんだけトレーニングすれば筋肉がつくんだから、それ、やれ! エッサ、ホイサ的な。 ちなみにトレーニングのメニューはおもに…

初詣2011 高野山東京別院 / 等々力不動尊 / 浅草寺

元旦から4日まで、毎日「初詣だ〜」といって出かけていたのですが、初は元旦だけなんですよね(笑)。 昨日は仕事始めの後に夜7時から同僚たちと「おしごと初詣」に出かけたのですが、「うちこさんの初詣は東京で?」ときかれて、「うん、今日、東京で4日目…

ヨーガ革命 肉体篇 飯島貫実 著

中古で買いました。1992年の本で、著者さんは同年に遷化されています。 中村天風先生や沖先生、佐保田先生のような、日本人の先達ヨギが残した言葉が好きなので入手して読んでみました。本文中には沖先生の言葉にふれるくだりがありましたが、このかたは「血…

ブラザー・サン シスター・ムーン(1972年/イタリア・イギリス合作映画)

ヨガ仲間のピロエちゃんに映画の「ミラレパ」を貸したら、これを「お返しに」と。数ヶ月寝かせていたのですが、元旦に観ました。もっと早く観ればよかった。でも、今のタイミングがよかったのかな。 去年の6月に「アッシジのフランチェスコとカルマ・ヨガ」…

開脚前屈への道

新年明けましておめでとうございます。今年はうさぎ年ですね、というわけでウサギのポーズについて書こうと思ったのですが、1年半前に書いてしまっていたので、今日は多くの日本人が「柔らかさ」の象徴として目指したがりがちな「開脚前屈」について書いてみ…