うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ジョグ瞑想 無意識コントロールの瞬間

9月になって涼しくなったので、ジョギングを再開しています。今週の日曜は、秋3回目の走り。今年は猛暑だったのと、仕事のほうで期限とか決めなければいけないことなどに慣れるのにエネルギーを使っていたせいか、マラソン大会に出ることもなく、出る予定も…

カーウシータキ・ウパニシャッド(紹介3:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

このカーウシータキ・ウパニシャッド以降は、先に紹介した「チャーンドーギァ・ウパニシャッド」と「ブリハッド・アーラニァカ・ウパニシャッド」の焼き直しバージョンのようなものが多くなってくるので、「いやあんた、すごいわ!」という発見の感動はなく…

玉川お遍路・後編「常楽寺(まんが寺)」「東樹院」

昨日に続いて、お遍路散歩記の続編です。 今日一日仕事をしただけで、まるで去年のことのように感じるから不思議です。それだけ平日の現実は仏教離れしています。「平」じゃない! ぜんぜん「平」じゃない(笑)。 それを言ったら「休日」は事実上「動日」な…

玉川お遍路・前編「成就院」「西明寺」

今日は久しぶりに日中に自由時間がたくさんあったので、友人リカちゃんが住む家の近所でお遍路をしました。半年ほど前に「バーチャル玉川八十八箇所めぐり」というサイトを見つけて以来、ずっと休日にコレをやってみたいと思っていたのです。 まずは近所でい…

ブリハッド・アーラニァカ・ウパニシャッド(紹介2:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

昨日の「チャーンドーギァ・ウパニシャッド」に続いて、今日はブリハッド・アーラニァカ・ウパニシャッドのなかから、グッときたものをいくつかご紹介します。このウパニシャッドの特徴をひとことで言うと「色っぽくなってます」という感じ。忘我体験の性的…

チャーンドーギァ・ウパニシャッド(紹介1:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

ヨガ仲間に借りた佐保田鶴治先生の「ウパニシャッド」を10日間くらい読み続けています。これが、めちゃくちゃ面白い。といってもこのテの本に慣れていないと、一般的には決してとっつきやすい本ではない。でも、できるだけこのエッセンスを伝えたい! ・・・…

今日の写経は満願寺で理趣経。年に一度の豪華版

今日は写経の日だったのですが、いつもは等々力不動尊というところで行うものが、姉妹寺(ていうのかな?)の満願寺で開催されました。等々力不動尊自体が「真言宗智山派の満願寺別院」という位置づけなんですね。満願寺は同じ駅の反対側にある、豪華なお寺…

インド版ドリフ大爆笑のオープニングがすごすぎる

ここ一週間以上、インド哲学のこってりした本に取り組んでいます。 とても深遠です。内観しまくりです。とことんです、あの人たち。 そして、あまりに多い問答集。ああ聞けばこう答えてそこからああなってこうなって・・・。 こんな本をずっと読んでいると問…

吐く息と作用と反作用

今日は、ここ連日紹介してきた沖先生の「ヨガによる健康の秘訣」の「からだ編」にあった「79ページ 修正体操」の箇所の記述をもとに、ちょっとうちこのサンプルを加えて紹介します。 沖先生が書かれている 「からだは、どんなポーズをとり動作を行うときでも…

ヨガによる健康の秘訣 沖正弘 著(こころ編)

「からだ編」「呼吸と食事編」に続いて今日で最終回、「こころ編」です。 この本はいつものように1冊ドーンと紹介しようと思っていたのですが、この「こころ編」がとても良かったので、バランスを見て3回に分けました。加藤諦三さんの『「思いこみ」の心理』…

ヨガによる健康の秘訣 沖正弘 著(呼吸と食事編)

昨日の「からだ編」に続いて、今日は呼吸と食事編。沖先生のほかの本と同様に、さまざまなアーサナや呼吸法も紹介されているのですが、この本では特に「日光食」について書かれていたのが興味深かったです。 この本を読みながら、「日光から季節の栄養を摂る…

ヨガによる健康の秘訣 沖正弘 著(からだ編)

久しぶりの沖先生本。正式タイトルは「ヨガによる健康の秘訣 足の裏から頭の先までの完全健康」。 1964年が初版の本ですが、「ヨガの楽園 秘境インド探検記」から2年がたち、かなりまとまって洗練された感があります。 まえがきで、「この書の作製にあたって…

「ブルータス、お前もか」の男性心理と女性のリアリズム

今日は、最近気づいた「男性に強く見られる心理の傾向」について書いてみようと思う。 7月に入ってから、男性の中にポツンと一人でいる会議が多くなって、日々いろいろな気づきがあるのですが、もしかしたらこういうところが圧倒的に自分と違うかも、という…

笑い飯のルミネライブへ行ってきました

今日は仕事のあとに、ヨガ仲間のゆきんこと新宿の「ルミネtheよしもと」へ「笑い飯」の単独ライブを観にいきました。 ここのところ自分で遊びに行く予定を立てる気力が全くなく、休みの日のヨガだけで精一杯の日々でした。なので、こうやって決めつけて連れ…

押すもの、押されるもの。アーサナ中の同行二人

全てのアーサナの中には慣性の法則や作用・反作用の法則、圧迫と解放、集中と拡散の要素がありますが、ヨガのアーサナにしてもストレッチのような運動にしても、慣れるまでは気持ちに持っていかれる部分が多く、よくわからなかったりします。こういうのは、…

パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ(クラプトン以降編)

「インドヨガ時代編」「ジョージまで編」に続いて、最後は「クラプトン以降編」です。 この本は、はじめはヨガ時代のところだけの抜粋紹介で終わりにしちゃおうかな、と思っていたのですが、クラプトン以降編は、アルコール依存症の父と日々向き合いながら暮…

パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ(ジョージまで編)

先日この本の中の、インド・リシケシへの同行瞑想時代について先に書きましたが、ふつうにこの本の紹介をします。今日は「ジョージまで編」です。おのずと次回は「クラプトン以降編」になります。 このカワイイおねーちゃん誰? と思った人は、インドヨガ時…

Asato Maa(アサトー・マー)無知から知識へ導くマントラ

マントラについては以前「サハナー・ヴァヴァトゥ」について書いたことがありますが、今日はどうにも音の響きがまろやかで、雪見だいふくのような味わいのマントラ「Asato Maa(アサトー・マー)」について書きます。「無知から知識へ導くマントラ」というの…

パティ・ボイド自伝 ワンダフル・トゥディ(インドヨガ時代編)

先月「ジョージ・ハリスン自伝 ― I・ME・MINE」を紹介しましたが、この本はそれを「裏側からも、見てみよう」という気持ちで図書館で借りて読んでみたもの。パティ・ボイドさんを知らない人のために少し説明をすると、この人はとびっきりかわいいモデルさん…

インドの人は「ざ行」の発音が苦手

わたしは何人かインド人のヨギとお友達だったり師弟関係だったりしますが、すでに日本語がペラペラな人からちょっと勉強し始めた人まで、共通点がある。 みんな、 ざ行が苦手 7月に読んだリシケシに住むミチコさんのブログに、ラジェンドラ先生について 「ひ…

不随意筋化する「お姫様筋」のはなし

このあいだ同僚のリカちゃんと話をしている間に、また中のオッサンが出てきてしまったのですが、リカちゃんたら「わーい、来た来た! わたし、うちこちゃんの中のオッサンが出てくると興奮しちゃう☆」って。 大丈夫かコイツ・・・ というか大丈夫か俺、とい…

アシジの丘 ― 聖フランチェスコの愛と光 山川紘矢・亜希子 (文)/北原教隆(撮影)

以前ここに『「平和のための祈り」アッシジのフランチェスコとカルマ・ヨガ』というヨガエピソードを書いたら、道場のヨガ仲間読者さんからこの話題で声をかけていただいたりしたのですが、この本を道場仲間のピロエちゃんが貸してくれました。 写真&短い文…