うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

発声と身体のレッスン 鴻上尚史 著

これも近所のお友達、ユキちゃんちの本棚から借りてきました。「発声に興味が無くても、ヨガと似てるところがあるから面白く読めると思うよ」とすすめてくれました。 彼女の言うとおりで、中に書いてあるレッスン自体はまったくやってみなかったけれど、半分…

ゴロゴロしながら腿と大腿筋を伸ばすポーズ

先日同僚に教えてあげたら「こりゃー気持ちいい!」と好評だったので、ここでも紹介します。 屋外での試合の待ち時間や、フェリーでの移動時、実家など、床でゴロゴロするチャンスがあるときにおすすめのくつろぎ方です。このストレッチは運動前にもおすすめ…

シュプランガー 6つの価値観。テストしてみた。

ここ数日、「こんなに権力志向な人には会ったことがない」という人と関わらなければならない日々で、ぐったりしています。 ただ、その人がボトルネックになっている、という相談を聞いたりしていると、いつも不思議でならないんです。どうしてそこまで、仕事…

インド社会と新仏教―アンベードカルの人と思想 山崎元一 著

「アンベードカルの生涯」「ブッダとそのダンマ」に続いて、三冊目。図書館で借りてきました。理不尽だとか不平等だとかいう日常の些細な怒りなど、この人の名を聞いただけで吹っ飛んでしまいます。この本は、本編のあとに〔付篇〕として「カースト制度と不…

叱り方褒め方 野口晴哉 著

これも近所のユキちゃんちの本棚から借りてきたもの。厳密には、ユキちゃんの「彼氏」の本棚から。 ビジネス的な本ではありません。育児本です。「これを私に実践してるんだってさ」と、ユキちゃんがちょっと皮肉まじりに、年下の彼氏の前で言っているのがお…

ペット・サウンズ ジム・フシーリ (著)/村上春樹 (翻訳)

ご近所ともだちのユキちゃんの日記を読んで、さっそくリクエストして貸してもらったもの。 6年前くらいでしょうか、NHKでビーチ・ボーイズのヒストリー番組をやっていて(来日するからだったのかな?)、あれ、もう一度見たいなぁ。 20代の前半くらいまでで…

鷲のポーズ(ガルダ・アーサナ)

たまには真面目にポーズのことも書かないとね、ヨガブログだし(笑)。 このポーズには以前「モスバーガーのポーズ」について書いたとき、効率がいいポーズのベスト・ワンに挙げたもの。 このポーズについては、正面からと横から、同時に見たほうが参考にな…

三分間でできる「気」のコツのコツ 安田隆 著

これも近所に住むお友達の本棚から借りてきたもの。 とっても気楽に読める本なのですが、身体へのアプローチの仕方として、前半は「これほぼヨガじゃん!」という内容。 困ったことを克服するための「気」のエクササイズがたくさん載っています。著者の語り…

病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-

これも、近所のお友達の本棚から借りてきたもの。著者は、世界で初めて開腹手術することなく大腸内視鏡によるポリープ切除に成功した新谷弘実さんという方で、ベストセラー本。その後シリーズで何冊か出ています。っていうのは読んでから知ったのですが。 日…

華厳の思想 鎌田茂雄 著

図書館で借りました。密教の本を読んでいると、華厳の教えについて触れることがあり、どんなものかと読んでみました。 仁和寺・東大寺で真言密教や華厳を学んだという「明恵上人」に興味がわいたので、また時間があるときに探求してみたいと思います。 今回…

冒険王・横尾忠則展(世田谷美術館)

来週で終ってしまうので、行けて良かった。 印象に残ったのは、 瀬戸内晴美さんの新聞連載小説「幻花」の挿絵。とても密教的な絵がいくつか。 「タカラヅカを観た夜に見た夢」。普通にありがちな帰り道で、男装の麗人が華麗にたたずむ様子に、「ある! 強烈…

中村天風 絶対積極で生き抜く言葉  清水榮一 著

これも近所のお友達の本棚から借りてきたもの。中村天風氏のお弟子さんが書かれた本で、内容自体は「ヨーガに生きる―中村天風とカリアッパ師の歩み」 のような伝聞型ではなく、著者による言葉のほうが多いです。 この本は、お仕事の哲学本として印象に残った…

空海 民衆と共に ― 信仰と労働・技術  河原宏 著

これも図書館で借りました。空海さんの、エンジニアとしての側面にスポットをあてて書かれた本です。 人を救うという点で、宗教活動だけでなくあらゆる面で惜しみなく求められることにこたえていった空海さん。その「惜しみなく」という精神は、尊敬の念をど…

蹲踞坐(そんこざ)

昨日に続いて、これも先月感想を書いた「ヨーガとサーンキヤの思想―インド六派哲学 中村元選集 決定版」で読んだ、真言密教の『金剛頂瑜伽中略出念誦経』一巻のなかで言及されているアーサナです。 「両脚を並べ立てて、うずくまって臀(しり)が地に着いて…

丁字坐(pratyalidha「丁字立」)

これは、先月感想を書いた「ヨーガとサーンキヤの思想―インド六派哲学 中村元選集 決定版」で読んだ、真言密教の『金剛頂瑜伽中略出念誦経』一巻のなかで言及されているアーサナです。 「右脚をまっすぐに立て、左脚を斜めに引いて左脚を屈し、身を前方に曲…

ヨガ行法と哲学―人間を改造する 沖正弘 著

沖正弘さんの本はこれが2冊目。(参考:一冊目「ヨガの喜び」)図書館の蔵書をひっぱりだしていただきました。さてこの本、初版は昭和35年。その後昭和47年に13版が発行されています。わたしが生まれた頃の1000円は、今のいくらくらいに相当するのか調べてみ…